日本産キンウワバ Erythroplusia属 全2種
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Genus Erythroplusia of Japan
ヤガ科 キンウワバ亜科 イネキンウワバ族 ヒサゴキンウワバ亜族
(左下)
ギンスジキンウワバ
Erythroplusia rutilifrons (Walker, 1858)
東京都東大和市 2017.6.28 前翅長約13mm
前翅は紫灰色〜桃灰色を帯び、外横線の後縁寄りの白銀色が目立つ。
金属光沢を帯びる赤褐色部分は内横線と外横線の間、
及び亜外縁線外の中ほどに限定される。
分布:北海道、本州、四国、九州、対馬、
中国、アムール
成虫出現月:5〜9
幼虫食餌植物:オオバコ
(右上)
セアカキンウワバ
Erythroplusia pyropia (Butler, 1879)
栃木県日光市 2018.6.10 前翅長約14mm
前翅基部および後縁角付近を除き、
ほぼ全面が金属光沢を帯びる赤褐色。
分布:北海道、本州、四国、九州、対馬、西表島、
中国、台湾、ヒマラヤ
成虫出現月:4〜10
幼虫食餌植物:セリ
属 Erythroplusia Ichinose, 1962 はヒマラヤ南麓から
北東アジアに2種のみが知られる小属で、2種とも日本に産する。
両種とも小型で赤味が強い。移動性は高くないと推定されている。
属名Erythroplusiaのerythroはギリシャ語の赤(ερυθρό)で、
そのまま「赤いキンウワバ」。
アルバム: 蛾・ヤガ科06・キンウワバ亜科
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