サラサリンガ#3
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Camptoloma interioratum (Walker, [1865])
コブガ科 リンガ亜科
東京都東大和市 2021.6.14 前翅長約18mm
不思議模様のリンガ。
黄色、黒、赤の警戒色構成ではあるのだが、
まるで毛筆で即興的に描いたよう。
軽やかで伸びやかな黒線、
明らかに黒の後から力強く乗せたような朱色、
その筆運びの力感を対比させるようなかすれ具合など、
書道系の抽象アート作品にしか見えない。
何故このような模様を持つに至ったのか、
人間の理解を遥かに超えた存在である。
♂の腹部基部にはセミのような発音器官があり、
飛翔時に音を出すという。
触角は♂♀共に糸状。
灯下にいた。
分布:本州、四国、九州、対馬、
朝鮮半島、中国
成虫出現月:6〜7(幼虫越冬)
幼虫食餌植物:クヌギ、ナラ、カシ
G2173-3
アルバム: 蛾・コブガ科
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