追憶
申し訳ございません
これは無視して下さい。
コメントを頂いても返さないと思います
飼い猫のララァが死にました
猫は自分の最後の姿を人には見せません
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ララァ
今夜は泣いてもいいよな
もう旅立ちが近いのは感じていたよ
ほとんど眠ったままで、食事もほんの少し
大好きだったミルクも飲まなくなった
俺に抱きついてくる時も
少し前までは軽快にジャンプして膝に乗ってきた
けど、最近はよじ登るようになってたよな
哀しいくらいに優しい奴だったよ、お前は
ララァ
泣いていいか
お前の姿が見えなくなったのは今月２５日のお昼頃だってな
俺は仕事で居なかったんだ
ごめんな
夜、俺はお前を捜したんだ
けど見つけられなかったよ
‥‥‥‥
お前の呼ぶ声がして俺は目が覚めたんだ
お前の鳴く声がはっきり二度聞こえたんだ
「甘えん坊だなぁ 待ってろ 今 入れてやるから」と
いつもの調子で戸を開けたんだ
お前がいつも待っているはずの場所には何も無かった
薄暗い廊下があるだけだった
「 ‥‥‥ 」
本当にお前の呼ぶ声を聞いたんだよ
時計の針は２６日 午前４時２０分
俺に別れをしに来てくれたのか‥‥
こんな話しを人から聞いたら一笑しているよ
でも、本当にお前の呼ぶ声を聞いたんだ
ララァ
涙でよく見えねぇよ
永いあいだ有難うな
ララァ
今夜は泣かせてくれ
ララァ
アルバム: 卯月 四月
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コメント (1)
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ラファちゃん、安らかに眠ってください。
2012年5月3日 11:26 zero (ご無沙汰しております) (82)
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