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海老リッチらーめん@五ノ神水産・千代田区神田

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写真: 海老リッチらーめん@五ノ神水産・千代田区神田

写真: 味玉とりとんこつ@陽はまた昇る・京都市伏見区 写真: 辛ねぎチャーシュー麺@味味・墨田区菊川

鮮魚らーめん 五ノ神水産
  千代田区神田多町2-9-6 田中ビル別館1階

 こちらのお店もそろそろ行かないとなーと思っていたところ、ふとお店のtwitterを見ると興味を引く情報が載っていた。それは、先週から提供されている限定メニューで、標記のほかに海老とまとリッチらーめんというのがあって、どちらも今週末までは食べられるようだ。ということで、早速出かけた。平日の11時20分にお店に着くと、先客は3名のみとガランとしている。その後、昼休みが近づくにつれぼちぼちとお客は増えていった。お店に入ってすぐにある券売機で標記のボタンをポチっとな。900円。コロナ対策のためだろう、お箸、レンゲ、紙おしぼり、紙ナプキンや色々な調味料等は券売機横のウォータークーラー付近にまとめておいてあり、食券購入後に店主さんから必要なものは持って行ってと声掛けがあった。
 麺はストレートの中太。やや硬めに茹でられていて少し強めの歯応えがあり、パツパツとモチモチの中間のような低加水麺らしい食感だ。このため、徐々に伸びていくのが分かるものの、最後まで歯応えは残っていたのは好印象だ。色々調べると、どうも自家製麺のようだ。スープはエビの風味が全開だが、煮干しのような風味も感じる。エビリッチというので、てっきり北海道発のえびそばで有名なお店のように、エビがストレートに香るものと思い込んでいたがそうではなく、干しエビのような乾物系を使っているように思う。ただ、twitterにはomar shrimpと書かれていたが、干したロブスターがあるとは思えないので実際は不明だ。また、スープには、ごく弱い酸味とトマトのような風味が感じられるので、トマトピューレが混ぜてあるようだ。具材はチャーシュー、メンマとキャベツ。チャーシューはあつさが1cmほどもある肩ロースのレアチャー。意外に醤油が香るが味付けは薄めで結構軟らかく、旨味十分で食べ応えもあってこれは〇。それが3枚ともなれば至福だ。メンマは枕木チャーシューを棒状ではなく、関西のいなり寿司のような三角形にカットしたものが2切れ。こんな形状のメンマは初めてだ。枕木メンマのようにボリボリ、シャキシャキとした強めの食感が特徴で、特有の発酵臭はかなり弱めだった。キャベツはサッと湯通ししたもので十分にシャキシャキ。アクセントに一番上に紫キャベツを載せていた。このキャベツはエビ風味の濃いスープとの相性が抜群。箸休めにぴったりだ。
 スープが自分の好みからは少しずれていたため、途中で飽きが来た。ニンニク、黒コショウあるいはタバスコなんかでアクセントが追加できればと思ったが、前述のように調味料も一か所に集められていて何があるのか不明だったため諦めた。その点が悔やまれる。

・お気に入り度:〇

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