ワンタンメン@かづ屋・目黒区目黒
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支那ソバ かづ屋
目黒区下目黒3-2-4
この日オープンしたえーちゃん食堂を訪れたものの、自分の直前で麺が売り切れたとのこと。仕方がないので100mも離れていないこちらに向かった。11時35分に着くと、店頭の椅子に4人が腰かけて待ったいた。椅子は全5席あったので最後の1席に座って待っていると5分余りで店内に呼び込まれた。こちらのお店には券売機はなく、口頭注文の後払い式。店頭で待っている間にスマホで調べたところ、八雲@目黒区池尻大橋と並ぶワンタン麺の名店だとか。それならと標記をお願いした。1250円。
ラーメンも注文から5分で配膳された。麺はストレートの中麺。他店と比べると長さが少し長いように感じた。麺肌はとろけるような感覚でツルツル。シコシコッとしていて歯応えもしっかりある。小麦の風味は感じなかったが、何だか旨味があるような美味しい麺だと思う。自家製麺ではないかと思われたので帰宅後調べるとやはりそうだった。スープは動物系の旨味をベースに、複雑な味わいの魚介がアクセントになった東京の老舗と言われるラーメン店ではよく出会うタイプ。お店のHPによると、動物系出汁は鶏ガラ、豚ガラ、丸鶏、豚肉、香味野菜で、和風出汁はサバ節、煮干し、昆布で引いているとのこと。水筒に入れてちびちびと飲みたいような味わいだ。メインのワンタンは餡の直径が1円玉よりは大きく、そのたっぷりの餡を皮で丸ッと包んだてるてる坊主型。それがレギュラーの支那ソバより300円アップで6個も入るのは超嬉しい。これもお店のHPによれば、餡は豚挽き肉に醤油、コショウなどで味付けし、みじん切りの長ネギ、タマネギ、ショウガと混ぜたものだそうだ。旨味が強く、食べごたえも十分。チャーシューはモモ肉の塊を食紅で染めた煮豚。脂身は全くないが、それほど締まっていないので容易に噛み切れ食べやすい。肉の味は濃くも薄くもないといったところで、昔のラーメン屋の中華そばを思い出す。メンマは軟らかいものもジャキっとしたものも混ざっているが、いずれもゴマ油の香りが食欲をそそる。
大き目のワンタンが6個、チャーシューも小さいものから中くらいのものまで5枚くらい入っていて、かつ、丼が大きくて麺も180〜200gくらい、スープも飲み切れないくらいたっぷりで、味もボリュームも十分だ。
・お気に入り度:〇+
アルバム: 東京のラーメン・その4
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