キモンホソバノメイガ#3

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Sinibotys butleri (South, 1901)
ツトガ科 ノメイガ亜科 ノメイガ族

東京都東大和市 2022.6.11
♀（左）前翅長約12.9mm
♂（右）前翅長約13mm

1901年に中国浙江省で新種記載されて以来記録が途絶えていたが、
日本で2006年、記載以来105年ぶりに愛知県で初確認された外来種。
（参照：豊田市矢作川研究所 HP）
関東では2014年6月、埼玉県狭山市で初確認され、
狭山丘陵では2016年に初確認して以来安定して見られる。
幼虫は2021年に日本初記録されたシナチクノメイガ同様にタケ類を食べ、
同種同様、竹製品の原材料輸入に伴い移入したと推定されている。
灯下に数頭いた。付近の多摩湖には、
柵で保護された外周林内にマダケ類の群落があり、
撮影地では前夜にシナチクノメイガを初確認した他、
やはり幼虫がタケ類を食べるハジマヨトウ、
ハイイロヤハズカミキリもよく飛来する。
♂は尖った腹部端が後方に突出し、前翅は♀より細く尖る。

分布：本州、
　　　中国
成虫出現月：6、8
幼虫食餌植物：タケ類

♀
http://photozou.jp/photo/show/1433095/237552811

シナチクノメイガ♂
http://photozou.jp/photo/show/1433095/269848650
♀
http://photozou.jp/photo/show/1433095/269318612

ハジマヨトウ
http://photozou.jp/photo/show/1433095/249398344

ハイイロヤハズカミキリ
http://photozou.jp/photo/show/1433095/256331994

G2289-3

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