ムクツマキシャチホコ#6
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Phalera angustipennis Matsumura, 1919
シャチホコガ科 ツマキシャチホコ亜科
♂
埼玉県所沢市 2017.8.1 前翅長約28mm
腎状紋が明色で目立つ。
前翅頂の明黄褐色の紋の元側の境界線は黒。
よく似た同属の同部分は、本種とタカサゴツマキシャチホコが黒、
ツマキシャチホコとクロツマキシャチホコが赤褐色。
♂の触角は鋸歯状、♀は糸状。
ツマキシャチホコ族のラテン語表記は Phelerini であるが、
本来なら族の基本となる本属名 Phalera から族名は Phalerini
となる筈である。しかしながら Phalerini は、
ゴミムシダマシ科の1族で既に使用されていたため、
後出のこちらは一部綴りを変えたものと思われる。
Phaleraは古代ローマ兵士に与えられたメダル状の金、銀、
ブロンズの装飾品に由来するようだ。
分布:本州、四国、九州、対馬、台湾、中国
成虫出現月:8
幼虫食餌植物:ムクノキ、アキニレ、ケヤキ
G0221-6
アルバム: 蛾・シャチホコガ科
タグ: ガ シャチホコガ トビモンシャチホコ ムクツマキシャチホコ 蛾
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