ムラサキシャチホコ#08
Uropyia meticulodina (Oberthür, 1884)
シャチホコガ科 ツマキシャチホコ亜科
♂
静岡県伊豆市 2019.8.25 前翅長約24mm
枯葉がくるんと丸まったような立体的な翅に見えるが、
平面に鱗粉で陰影豊かに描かれた「模様」である。
その極めてリアルな立体感は、
実物を間近に見ても平面であることが信じられないほど。
枯葉を平面的に模した翅を持つ蛾や蝶は何種もいるが、
このようなアプローチでここまでの例は他に見られない。
成虫になってからは摂食せず、
昼間は樹幹や葉上などにじっとしており、
ひたすら枯葉になり切っている。
♂の触角は先端1/3を除き両櫛歯状、♀は弱い鋸歯状。
灯下に居残っていた。
分布:北海道、本州、四国、九州、対馬、
中国、アムール
成虫出現月:4〜9
寄主植物:オニグルミ
成虫画像リンク切れのため再アップ。
G1179-8
アルバム: 蛾・シャチホコガ科
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