ムラサキシャチホコ#10
Uropyia meticulodina (Oberthür, 1884)
シャチホコガ科 ツマキシャチホコ亜科
東京都東大和市産 2023.7.26 体長約33mm(尾脚含まず)
5齢(終齢)幼虫。
#09の4齢幼虫が5齢になった途端に何故か食いが悪くなり斃死。
見つけた場所をもう一度捜索したところ4齢が再び見つかり飼育。
今回は5齢になっても順調に生育している。
4齢までは頭殻の直後の前胸に次齢の頭殻のスペアのような形状が認められ、
成長と共にそれが大きくなってくるが、5齢ではそれがなくなる。
尾部の眼状紋や尾脚が変化した突起など、
得体の知れない動物の頭部のような(舌を出したヘビにも見える)意匠は、
急所である頭部を誤認させるギミックであろう。
静止状態ではそこが頭部であるように持ち上げて誇示している。
分布:北海道、本州、四国、九州、対馬、
中国、アムール
成虫出現月:4〜9
寄主植物:オニグルミ
4齢幼虫(#09・別個体)
https://photozou.jp/photo/show/1433095/271206506
追記:この個体は後日コマユバチ類の繭を多数出して斃死。
狭山丘陵では成虫を見る機会がそもそも少なく、
個体数が少ない状況では、無事成虫になれる
個体数も相当限られるものと思われる。
G1179-10
アルバム: 蛾・シャチホコガ科
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